〝アイドルコネクトADV〟感想~カフェオーレが飲みたいの~
〝アイドルコネクトADV〟「チームA メモリア」「第一章」「第四話」感想
最早わたくしの生きる希望である〝アイドルコネクトADV〟。ログインボーナスがないのが神ゲーであるゆえんかな、と思います。
第四話を簡潔に要約すると、「お守りよりももっとすごいものに、支えられてる。それは、ここで出会った最高の”仲間”や!」
という感じでしょうか。
第4話まで読むとアイドルアニメの脚本を描く難しさが少しわかった気がします。
1.まず、テンポよくファーストライブを行いたい!
2.では、ファーストライブまでの限られた文字数で何を描写するか?
(1)赤信号の魅力を描写することに全力を尽くす。
(2)青信号、黄信号の魅力も描写しなくてはならない。
(3)ライブに向けてちゃんと努力している姿も描写して「ファーストライブで努力が報われた!」と言う構図で感動をかっさらわなければならない
〝アイドルコネクトADV〟はこんなプロットだと思うのですが、これを少ない文字数で描写しきるのは難しい。
このスクリプト、特に(3)のライブに向けての努力は「ぽまえらの妄想で補完していてくれや!」と大声で言われているかのようだ。
あと、チノちゃんが
「なんか、もらった。わかんないけど、がんばろ~って気になった」
と言っていたがチノちゃんはアイドルなのでそこは具体的に言っていただいたほうが我々読み手は感動すると思う。
ベつにチノちゃんの性格は無視していいから。そこは具体的にな。
ファイナルライブではこのせりふが伏線になっていることを願う。
【おまけ】
「何かに対して文句を言うのは簡単だ。いいところを見つけて褒めるのは本当に難しい」
という言葉があったが、本当に難しい。次こそは褒めてやるからな。〝アイドルコネクトADV〟。
〝アイドルコネクトADV〟感想~絶望・慟哭・終焉・涙~
〝アイドルコネクトADV〟「チームA メモリア」「第一章」「第三話」感想
「さあ~て、今日も〝アイドルコネクトADV〟を満喫するか~!」
ボくはそう言っていつものように〝アイドルコネクトADV〟のアプリアイコンをタップした。
すると、突然とんでもないことが起こった。
なんと、〝アイドルコネクトADV〟「チームA メモリア」「第一章」「第三話」がとんでもなくつまらないのである!w
ぼくは普通に悲しかった。何故なら〝アイドルコネクトADV〟は普通に面白く、出てくる女の子は普通にかわいく、ぼくはそんな〝アイドルコネクトADV〟を普通に楽しんでいたからだ。
「ちくしょおおお~お」
ぼくは普通に悔しく、うめいた。
しかし。いくらなんでもどこかひとつくらいいいところがあるだろう。
そう思ってぼくは〝アイドルコネクトADV〟「チームA メモリア」「第一章」「第三話」を隅から隅まで目を通した。
そして、また悔しくなり、泣いた。
〝アイドルコネクトADV〟感想~今が最高の自分じゃなきゃ物足りない~
〝アイドルコネクトADV〟「チームA メモリア」「第一章」「第二話」感想
以下、引用
唯は主人公を見つめる。
プロデューサー「漏れもとってもかわいいと思うぞw」
引用終わり
お前主人公だったんかい。
「プロデューサー」に表記を統一しろ! という文句はさておき、ぽまえが主人公なら主人公ムーブをしろ。しっかりと虚勢を張れや。
読み手が自分を主人公と同一視して脳内麻薬が出るくらいかっこいい主人公になってくれや。
しかし。そんな私の願望は2秒で成就する。
プロデューサー「喜べアイドル諸君。フェス(←フェスって何?)に出られることになった。ワイ有能やろ? あ、ひょっとしてまた俺何かやっちゃいました?w」
一瞬目を離したすきにプロデューサーがなろう系主人公になってしまったのだ!w
何故フェスに当選したのか?
それは信号機達がとりあえず成功体験を積み重ねるルートにてっとりばやく入るためではないかと思います。
〝アイドルコネクトADV〟感想~「全国行かへんか?」「あたし、全国に行くことをずっと夢見てたんや」~
〝アイドルコネクトADV〟「チームシナリオ」「チームA メモリア」「第一章」「第一話」感想
◆
チノちゃん「あたしもいつか……あんなでかい広告張り出してくれるよね?プロデューサー?」
プロデューサー「今はなんとも言えん……w」
そこわ虚勢をはれやw
〝アイドルコネクトADV〟はなろう小説とは違いますよ、主役はぽまえらオタクではなくアイドルたちなんやでwという制作陣からのメッセージだろうか?
────俺は〝アイドルコネクトADV〟で行く
はやいもので今年も12月。
というわけで12月は〝アイドルコネクトADV〟の感想を書きまくりそのまま年越しをしたいと思います。
・〝アイドルコネクトADV〟とは!?!?
────工事苑より
(あまり悪口を言うのも良くないと思うので本記事では良いところを見つけて褒めるスタンスをとりたいと思います)
【第一話「プロローグ」感想】
主人公の「空子さん」がポーズをとっていた。それを見たプロデューサーは
「この時を逃せば、ワイは二度とアイドルには会えんやろなぁ……w」(?)と思い声をかけた。
!?!?!?w
まさに〝王道を往く〟展開。王道のど真ん中をママチャリで爆走する展開とはこのことよ。
そして次の日、絵に描いたような「信号機トリオ」がここに集結。
これには流石の私も腰を抜かしました。
だってママチャリを気持ちよく漕いでいたらいきなり「信号やぞ。止まらんかい!w」と言われたんですもの。
いきなり波乱の展開をみせる〝アイドルコネクトADV〟。
次回はいったいどうなるのでしょうか。楽しみです。
澤村・スペンサー・英梨々は負けることで完成する/劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」感想
おはようございます。シナモンルシファー鈴木と申します。
先日
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1.ワオの推しキャラは澤村・スペンサー・英梨々(通称・澤スペ)だった
鑑賞前に予告編を拝見したのですが、その中で伝わってくるメッセージといえば
「主人公くんと加藤恵の関係に決着をつけるデ。」
「そのための手段としてガンガン恵ちゃんを曇らせていくデ。」
「ふたりは最終的に付き合うデ。」
「↑これらに尺を割くからほかの女の子は無視させてもらうデ。」
と、こんなものでした。
私の推しキャラは澤村・スペンサー・英梨々という女の子で、まあ加藤恵ちゃんに興味がないことはないのですが何にお金を払うか?と問われたら答えは
「青春時代の私の心を揺さぶった『冴えカノ』の最後はどんな感じか見届けたい」
「澤スペがどんな行動をとるか知りたい」
が6:4くらいで占めていました。
そんな感じで映画館に殴りこみをかけ、着席しました。
2.澤スペ「私のこと、好きだったあ~!?」主人公くん「知るかよ……そんなもん……」ワオ「ンナモンシルカァー⤴w(クソデカ声)」
加藤恵ちゃんと主人公くんが無事付き合いはじめてなんやかんやあった後、主人公くんは澤スペを探します。
ワオ「まあ澤スペと主人公くんは”はやくてうまくて安定したまますごくなれよ”の一件もあったしクリエイターのベクトルのことで言っとくことがあるんやろうな。」
主人公くん「えりり、こんなところにいたのか。」
澤スペ「風に当たりに……ね」
主人公くん「そんなことより聞いてくれwワオ、加藤恵と付き合うことになったんやw」
澤スペ「ほ~んw」
主人公くん「えりり、小学校の頃ぽまえの才能に嫉妬して、ぽまえを追うことを諦めて消費豚に成り下がってしまってしまってごめんな。」
澤スペ「ねえ、主人公くん……」
ワオ「!?」
澤スペ「私のこと、好きだったあ~!?」
主人公くん「……知るかよ……そんなもん……(涙)」
ワオ「なんやこのシーンは? 流石に制作陣の『さあ……泣けやw』という意志があまりにも透けすぎているだろ。
霞詩子先生の言葉を借りれば『ここはあえてたんたんと語ることで』澤スペの発した言葉の意味を読者にしみじみと考えさせるべきだろ。
それともここの制作陣はなんちゃらかんちゃらさんの言っている通り『お前のオナニーを読者に見せつけて』いるんか?
浅い……残念ながら浅い、と言わざるおえん。そもそも文脈が意味不明や。主人公くんじゃなくても『そんなの知るか』といいたくなるな。」
しかし、次のシーンから種明かしが始まります。
そう、実はここから大いなる澤スペパートの始まりだったんです。
3.加藤さん「ワオが普通の女の子だから……主人公くんと付き合えたのかなwえりりは才能ありすぎw」澤スペ「w」
お風呂シーンにもかかわらず唐突に残酷にざっくりと振り下ろされる刃。
澤スペのハートはもうずたずたやが。
あまりにも残酷すぎますよ。
唯一の親友に初恋の相手を取られたあげく、悪気もなくこんなことを言われるんですからね。
しかも自分よりでかいおっぱいを見せつけられながら。
私が澤スペなら「のろけるならよそでやってくれぃ~⤴w」
と小言の一つも言ってやるというもの。
霞詩子先生の『ここはあえて淡々と描写』のひとつのかたちですよ。
サービスシーンに負けヒロインを悪気もなく淡々とぼこぼこにぶん殴るというのは。
これはうまい表現の仕方。いっぽん取られました。
4.霞詩子先生「走り続けましょう。彼は必ず追いついてくる。」
そして澤スペパート最終章ですが。
ここで満を持して霞先生が「えりりの正妻はやっぱりワオ、なんだよなぁ~w」とシュバってくるわけですね。非常に良い。
霞先生「あんたにできることはもうクリエイターとして突っ走ることしかないわ。
それが主人公くんとあんたの今後の関係の築き方。
才能があるあんたには始めから主人公くんと付き合うことなんてできなかったのよ。
走り続けましょう。彼は必ず追いついてくる。」
澤スペ「うぇ~ん(号涙)」
澤スペは非常に愛されたキャラクターですよ。
映画のクライマックスも近い中ここまで気持ちよく泣かせてもらう、というのは。
澤スペは、主人公の幼なじみで、金髪で、ツインテールで、絵がうまくて、はやくてうまくて安定したまますごくて……
でも絵がうまくて、はやくてうまくて安定したまますごくて、才能があったから、最初から大好きな主人公くんと付き合うことは最初からできなかったんですね。
澤スペ。君の運命は生まれた時から決まっていたのか?
君のゴールはどこや?
霞先生「走り続けることよ。」
霞先生も残酷なセリフを言う役を押しつけられたものですね。でもこのセリフを言うのは霞先生しかいません。他には考えられません。
澤村・スペンサー・英梨々は負けることで完成する。
劇場版で、霞先生の胸で、朝日を浴びて泣きながら坂道を歩くことによって完成するんです。
5(終).『blessing softwareは、終わらない』
この映画のキャッチコピーは『blessing softwareは、終わらない──』というものですが、
そんな無責任なこと言わないでよ。残酷すぎるよ。
だって……澤スペ、君を置いてぼくはどんどん年を取っていく。
いつまでも坂道を歩き続けている君を置いて。
ぼくの年は、もう両手の指ではかぞえられなくなっちゃったんだ。
そしていつかは死んじゃうんだ。
あまりにも悲しすぎる。
『blessing softwareは、終わらない──』
残酷だ。
─────────恋に落ちる、音がした。
────コトッ!w